なんで嫉妬するんだろう?嫉妬の正体って?自己嫌悪に陥らないようにできる?

仕事や恋愛、家族関係など、あらゆる場面で一度くらいは嫉妬心を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。嫉妬の正体と、それに対する行動や対処法って?

嫉妬の正体って?

専門家によると「妬みの感情」は2つに分けられるのだそうです。ひとつは【羨望(せんぼう)】。これは、自分に持っていないものを他人が持っているのを目の前にした時に『自分も手に入れたい』と思ったり、自分のコンプレックスを刺激されて起きる感情と言えるでしょう。

ふたつめは、【嫉妬】

これはライバルのせいで他者との重要な関係を失ってしまう恐れがある、あるいは実際に失ってしまった時に起きる感情のことです。この2つの感情の共通点は、周囲の人と自分を比較することで、自分の立ち位置を確認する【社会的比較】によって自分が劣っていると感じたり、自尊心を失くしてしまうということにあります。

逆に違いは、その感情が生産的であるか、そうでないかということ。

羨望は、『相手の持っているものを自分も手に入れたい!』という気持ちなので、どちらかというとポジティブな要素を含み、自分自身の成長を可能にしてくれると言われます。

一方で、嫉妬は『あいつがいなくなればいい』といった恨みや憎しみなどの対抗心がベースとなっているので、『あいつなんて大したことない』と相手を蔑んで現実を見ないようにしたり、相手の邪魔をしようとするなどの言動・行動が現れやすくなります。これらは自己成長を止めてしまったり、自分も相手も傷つけるという点で非生産です。

嫉妬の感情を感じたら?

(1)どんな人に嫉妬を感じるのか知っておく
自分と全然違う、雲の上の存在のような人に対して嫉妬の感情は起こりづらいです。嫉妬心を引き起こすのは、自分と似たような境遇にある人や、自分の手が届きそうな存在だったりするから。もし今あなたが嫉妬を感じる人がいるのであれば、その人の特徴を書き出してみたりして整理してみると良いでしょう。

(2)嫉妬をなくそうとしない
嫉妬心の厄介なところは、【好き】と【嫌い】というアンビバレントな感情が存在していることです。アンビバレントな感情は持続しやすいという特性もあるので、苦しむ人も多いのでしょう。嫉妬は非常に強い感情なので、『嫉妬を感じないように』『嫉妬をなくしたい』と思うと余計に気になってしまう、嫉妬を感じる自分に罪悪感を感じるといった悪循環が起きてしまいます。嫉妬をなくそうとするよりは、『嫉妬を羨望に変え、自分が成長できるためにはどうしたらいいか』という視点で考えていけるよう練習していくことの方が大切なのかもしれません。

(3)あえて離れてみる
嫉妬が収まらないと感じたら、その対象からあえて距離を取ることもひとつ。嫉妬が強くなっている時は、相手と自分を同一化してしまっていたり、相手との心の距離が近づきすぎているのかもしれません。可能であれば、関わる時間を減らすなどして物理的な距離を取ってみると、自分の中に冷静さを取り戻し、嫉妬も少しやわらぐかも。

嫉妬の原因を言語化する

嫉妬って、『感じてはいけない』『感じるのは恥ずかしいこと』という印象ってまだまだ強いと思います。

ただ、『あの人に嫉妬してしまう』『嫉妬している自分が恥ずかしい』など、嫉妬にまつわる訴えはよく聞かれます。しかし、思い切って嫉妬について話したことで、『嫉妬を感じる自分を受け入れてもらえた』という体験から、自分に対する自信を取り戻したという声もあり、『何が嫉妬心になっているのか』を言葉にして話すことで、原因を知り、それとどう付き合っていくのかを自分で決めるというのも大切なプロセスのようです。

他者と自分を比べずに生きていくことは難しいし、嫉妬を感じずに生きていくことも難しいと思いますが、嫉妬について話したり振り返ることで、『他人は他人、自分は自分でいい』って思えるようにしてみましょう。

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