お金持ちほどパートナー選びを重視します

「お金に苦労したくないなら、良いパートナーを選べ!」というのは常識です。

中でも有名なのが、経済学者のロススタインの研究です。この研究では、「世帯所得を左右する2大項目はパートナーの収入と不労所得である」ことが分かりました。

億万長者研究の第一人者に、トマス・J・スタンリーという方がいます。彼の著書によると、お金持ちになれるかどうかは、能力ではなく「思考のクセ(気質)」で決まります。

お金持ちに直結する気質の1つに、「自制心」があります。数々の研究によって、「自制心の強い人ほどお金持ちになりやすい」ことが分かっています。そして、ここからが本題です。自制心が大切なのは、自分自身に限った話ではありません。

思考のクセは周囲の人に左右される

人間は、社会的な生き物です。子どもの頃は親の影響を受け、学校では友人の影響を受けます。そして、会社では後輩や同僚、上司の影響を受けます。僕らは、周囲の人の影響を受けやすい生き物です。

なぜ、周囲の人に左右されるのでしょうか? それは、人間は一人では生きていけない」生き物だからです。まあ一人だけで生きていくのなら人間としての意味もないですが…。先祖は人々と協力することで、厳しい自然を生き抜いてきました。仲間と協力できない人は仲間はずれにされ、生きていけなかったでしょう。だからこそ、僕らは自分を曲げてでも「周りに合わせる」習性があるのです。

とはいえ、「周りに合わせる」能力は、逆効果になることがあります。それは、悪い人に囲まれたときに起こります。どんなに真面目でも、周りが不真面目だと流されてしまいます。

逆に、「周りに合わせる」能力をうまく使えば、僕らの人生は豊かなものになります。どんなに不真面目でも、周りが真面目なら更生することができます。つまり、自分の気質を磨くもっとも効果的な方法は、「付き合う人を選ぶ」ことなのです。

お金持ちのパートナーは「倹約家」が多い

大切なのが、パートナー選びです。パートナーの選び方を間違えると、一生お金の苦労をすることになるでしょう。

トマス・J・スタンリーの著書に、興味深い調査結果が載っています。彼は、大衆とお金持ちにアンケートを行いました。その結果、お金持ちはそうでない人よりも「倹約家なパートナー」に支えられていることが多いと分かりました。

ちなみに、パートナーが倹約家であるかを見分けるには、相手の「自制心の強さ」を確認するとよいでしょう。たとえば、以下の点を観察してみてください。

  • 「体に悪いジャンクフードを我慢できるかどうか」
  • 「体に悪い清涼飲料水を我慢できるかどうか」
  • 「衝動買いを我慢できるかどうか」

これらの点を確認してみて、自制心の強い人ならきっと、良いパートナーになるでしょう。

パートナー選びは重要です。選び方を間違えたら、最悪の人生を辿るでしょう。これは結婚相手だけでなく、友人関係や仕事関係についてもいえます。